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3DCG・映像 修了作品発表会

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日時:2007年4月8日(日)
場所:WAOクリエイティブカレッジ 講義室

2006年4月生の3DCG・映像専攻本科・専科生が、一本目のムービー作品を発表した中間制作発表会から約3カ月。いよいよ修了制作作品の発表会を迎えることになりました。今回は4月8日(日)に行われた修了作品発表会の様子をお伝えします。

2006年4月生修了制作発表会の様子

学んだ技術を存分に駆使した修了制作作品

思えば一年前。『Maya』という3DCG制作ソフトを使って映像を制作することは、クラスのほぼ全員にとって初めての経験でした。この間、カレッジ生は、物を形作るというモデリング作業や、物を動かすというアニメーション付けの作業、視覚効果の演出方法についてなど、様々な知識と技術を習得しました。そして試行錯誤を重ね、自らの作品づくりに挑戦してきました。

作品動画を見入る参加者

今回発表した作品は、それらを駆使して企画、キャラクターデザイン、コンテの作成、モデリングからアニメーションに至るまで全工程を一人で行ったものです。

この日の発表会には専科・本科、研究生を合わせ24作品が提出され、作品の講評者として、大手ゲーム会社や映像制作会社の方、講師、WAOの修了生に集まっていただきました。就職活動を直前に控えたカレッジ生にとって、企業の方を前にプレゼンテーションをするというのは、やはり緊張するもの。作品上映前、会場にはその緊張と来場者の期待が入り混じった独特の雰囲気が漂っていました。

3DCG作品発表者一覧

作品の発表は、一人ひとりがプレゼンテーションをする形式で行われました。各人が、作品のテーマや表現したいこと、見所や注目して欲しい点について、緊張しながらも熱く語っていました。

名前 作品タイトル 名前 作品タイトル
北村 利恵 La Calle 遠藤 工 ROOM
當山 高弘 ちょっととなりの街まで 小田部 良生 Marz Life 〜if the sky was red〜
佐藤 真由美 ドーナツ 山田 茂人 渋谷散歩
春山 知子 パンダのいる光景コウケイ 荻原 悠司 Mystery Sea
倉下 貴弘 Gun Fight 岩田 良宏 Holy Blade
松村 貴央 FLY UP HIGH 山形 一弥 BIG WHEEL
神田 遼 ACQUA DI GIO 野村暢一 La fille a l'ombrelle
菅生 和也 wing to fly 江原 徹 Prism
金井田 敏明 Magic Circle 落合 昭仁 VFX CLIPS
原 博志 DENGEROUS BRIDGE 菅井 進 『キューピー サラダドレッシング』?
井田 久代 NIGHT WAY 西山 佐智夫 Ride to the Hills
田澤 祐輔 PREDATOR 鈴木 ミカコ 「CROSS」

アピールポイントを考慮したアドバイス

作品の上映およびプレゼンテーションの終了後に、講評者の方々にはフレーミングやカメラワーク、エフェクト演出、アニメーション付けについてなど、項目ごとにA〜D段階で評価を出していただきました。そしてその後、各企業の方や講師陣から、個人個人のアピールポイントを考慮した上で、適切なアドバイスがなされました。

講評をする藤原先生

WAOでデッサンの授業を担当していただいている藤原先生からは、「相手に“何か”を感じさせる作品を作ってください。“見ている側に涙を流すことを強要するような作品をつくりなさい”、ということではもちろんないけれども、一瞬でも相手の心を動かしたり、作品の世界に引き込ませることを意識して“ものつくり”を行ってください。そしてそんな皆さんの作品が観たいです。」とのコメントがありました。またこの一年間、アニメーションの授業、エフェクトの授業を主に担当していただいた『人体のしくみ』の著者でもある飯島先生からは、「自分の伝えたいことを、映像作品として観て欲しい!という“押しの強さ”みたいなものが見ている側に伝わってこない。例えば“バイク”を映像として表現するのであれば、伝えたいことは、その形のかっこ良さなのか、走りに身を任せた時の体の感覚なのか、それとも激しく疾走している様なのか・・・、一つ一つ、自分の好きな“もの”や“こと”を突き詰めていく姿勢を持ってください。」といった内容のコメントが聞かれました。

言葉を加えなくても伝わっていくような映像作品を

講評に聞き入る参加者

全ての作品上映を通して、最もよく聞かれた内容の講評が、「作品自体はよくまとまっているけれど、その作品の中で何を伝えたいのか、ということが伝わってこない。これからは、説明を加えなくても多くの人の共感が得られる映像とは何か、ということ考えながら制作に取り組んで欲しい。」というものでした。講評していただいた方からは、作品的にもよくまとまっていて、技術的にかなりレベルの高いスキルを持っている、という評価を受けた今年度のカレッジ生。しかし、プロとして仕事の現場で活躍していくことを前提にすると、今回のプレゼンテーションのように、自身のつくったものについて、じっくり説明を加える機会はそんなにありません。

実際の仕事において、作品の表現コンセプトや、こちらが意図していることが言葉を加えなくても伝わっていくような映像作品を、学校で学んだ最先端の技術を活かしながら、いかに作っていくか・・・。この点が今回の発表会を通じて浮き彫りになった、これからの課題といえます。カレッジ生にとって更なる飛躍のために必要なスキル、考え方を見つけた機会となりました。

発表会を終えて

上映終了後は緊張から解放されたのか、カレッジ生には安堵の表情が広がっていました。また、早速目標とする企業の方と連絡先を交換したり、ポートフォリオの制作や履歴書の作成に取りかかるカレッジ生の姿も見られました。

講義で習得した内容の復習を怠るまいと、来る日も来る日も制作実習室に通ったカレッジ生。仕事と両立させながら週末、学校に通い、それでも制作がスケジュール通りに進まない時は、足りない時間を深夜の実習で補ったカレッジ生。大学の試験やアルバイトと両立させながら、ダブルスクールで学校に通ったカレッジ生。学校外でも、仲間たちと飽きることなく、ひたすら制作について語り合った日々。この学校で学んだことを存分に発揮して、現場でも活躍し続けて欲しいと感じました。

WAOでは3DCG・映像専攻クラスの説明会や授業見学を随時実施しています。CG制作に興味のある方、また映像制作に携わって見たい方は是非こちらの説明会にもお越しください。

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「教育のWAO」と呼ばれる私たちの自慢は、何といっても本格的にプロを目指すためのカリキュラムと授業です。ご自身の目で確かめていただくために、 WAOは普段の授業を公開しています。デッサンや造形などのデザインの基礎を身につける授業や、3DCG・映像の制作ソフト『Maya』の基礎から応用までを学ぶ授業など、その時期に開講している授業をそのまま見学できます。WAOの授業の雰囲気を肌で感じてみましょう。

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